コンプライアンスを遵守する企業理念だからこそ、トレーラーハウス
株式会社風見(Shiogai Group) 狩野様- エリア:
- 千葉県野田市
- 業種:
- 産業廃棄物処理
- 製品:
- 12ft
取締役社長
- 御社の事業内容について教えてください。
シオガイグループは、鉄・非鉄スクラップなどの金属の買い取り、産業廃棄物の中間処理、収集運搬、解体業など、廃棄物に関わるワンストップサービスを目指しています。戦後スクラップ回収事業を始めたのがきっかけで、事業を拡大してきました。
当社はコンプライアンスを重視して業務を行なっています。産業廃棄物の処理事業と聞くと、ちょっと荒々しいイメージを持つかもしれませんが、数年前から「私たちの活動は資源リサイクルである」という考え方を持ち、伝えていこうと会社として取り組んできました。
資源リサイクル業という打ち出し方をしているおかげか、入ってくる若い社員は「地球に良いことしている企業」というイメージを持ってくれています。会社の体質もそこを重視して変わってきている、というのが現状ですね。いかにゴミにせずに再利用出来るか、社会に対してもそうした活動を担う企業になっていきたいです。
全拠点で毎週金曜日、工場周辺の道路や公共のトイレなどの清掃活動を実施しています。騒音や埃で近隣の皆様にご迷惑を掛ける場合もあるので、そのケアという意味もあります。清掃を行なうNPO法人に加盟していますので、そこに社員を派遣して各地の清掃活動にも貢献しています。
- トレーラーハウスをご利用頂いていますが、利用用途を教えてください。
トレーラーハウスは、管理棟として利用しています。
- トレーラーハウスを選択された経緯について教えてください。
この場所は、事業買収で獲得しました。元々は中間処理場で地目は雑種地です。以前は開発許可を得た小さな管理棟があったそうですが、それが手狭になったからか、どうやら勝手に二階建てのプレハブを建ててしまっていました。そのことを買収後に知り、法律に抵触していることから、そのプレハブを解体しました。
解体したものの、私たちが事業を行なう上では管理棟が必要でした。自治体へ確認したところ「以前の建物に対して開発許可を与えたので、その建物が無い以上そこで再び建築許可を出すことは出来ない」という回答でした。
困ってしまったのですが、自治体(野田市)より「トレーラーハウスであれば建築確認は不要で、管理棟として認められますよ」とアドバイスをいただきました。トレーラーハウス協会の設置基準に従い正しく設置していれば良い、という事も教えて頂きましたので、そのルールに従って設置する事を決めました。
- 購入において、当社を選んでいただいた理由を教えてください。
トレーラーハウス協会のホームページを見て、加盟会社さんのホームページを全て見ました。急いでいましたので、中古も取り扱っている会社が希望でした。THDさんは中古のページもありましたので、納期に間に合うと思いご相談しました。
設置についても、トレーラーハウスを市街化調整区域に設置する上でのアドバイスなど、細かな情報もいただけて非常に助かりました。
- ご注文から納品までは、どれ位の期間でしたか?
自治体への設置承認を取りながらではありましたが、1ヵ月ほどと、かなり最短で納品いただきました。
- 実際にトレーラーハウスを利用してみた感想はいかがですか?
<良かった点>
想像していたより、いい意味でちゃんとした事務所だなと感じました。もっと汚いかなと思っていましたが、全然そんな事は無かったですね。換気扇もエアコンも付いていて、住めてしまうなと思うほどです(笑)
<不満な点>
実物をゆっくり確認しなかったので、隙間(入口ドアのスリット)が開いている事に気が付きませんでした。他の使用用途なら問題無いかと思いますが、私共の設置環境だと埃が非常に多いので、この対策を事前にご相談すればよかったなと思っています。
- 今後の御社の事業展開や展望について教えてください。
この事業所に関しては、現在千葉県への許可申請中でして、それが取得できれば着工して大型プラントを建設していきます。
会社全体としましては、廃棄物を扱う事業者ですので、SDGsに力を入れて取り組んでいます。捨てるのではなくリサイクルできる、そうしたサービスで利用して頂ける事を目標にしています。太陽光パネルを設置することによるCo2削減なども会社として取り組んでいますし、資源事業で世の中に貢献できる企業へ成長してきたいです。
以上です。ありがとうございました。
- 参考リンク
シオガイグループ
迅速な対応によりスムーズなお取引が出来たので、とても感謝しております。
今後とも、引き続きよろしくお願いいたします。
企画開発部 営業二課 中村 尚太